24日間続いていた立法院の占領がやっと終了しました。占領が終わったというだけで、立法院の周囲では現在でも服貿(サービス貿易協定)に反対する人たちが集会を開いているそうです。

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服貿の問題に決着がついた訳ではないので、これからどうなるかは分かりませんが、もし政府が約束を守らない場合、立法院を占領していた学生グループはいつでも戻ってくるつもりのようです。

現在は関係者を逮捕するべきかどうかという論争が起きています。公用文書等毀棄罪、建造物等損壊罪、住居侵入罪、デモの解散命令に従わなかった罪、公務執行妨害罪、集団で公務を妨害した罪、窃盗罪に問われる可能性があるそうです。関係者が退去した立法院では警察が指紋採取など現場検証を行っているとのことですし、法務部長の羅瑩雪は検察官に法律によって処理するようにと要求したそうです。しかし、態度がよければ厳しくはしない方針のようです。

ニュース映像やFacebookなどに映像がたっぷり残っているので、立法院や行政院を占領、破壊した民衆を逮捕するだけの証拠はあると思いますが、逮捕すれば批判されるでしょうし、逮捕しなければ政府機関の占領は罪ではないという前例を作ることになります。ものすごく難しい選択だと思います。台湾政府がどういう判断をするのでしょうか?

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